小田原城の裏鬼門を守護する神社で、近隣の大稲荷神社、松原神社とともに小田原三大明神の一社に数えられています。
北条早雲との戦いに敗れた三浦半島新井城主の三浦荒次郎義意が永正15年(1518年)に新井城で自刃、その首が井神の森の古松にかぶりつき、そのまま3年間通行人をにらみつけました。これを久野総世寺四世忠室存孝和尚が成仏させて祀ったといいます。
江戸時代には山角町・板橋村の鎮守社だったと言い、明治43年大窪村板橋浅間神社、同村同字秋葉神社を合併しました。
拝殿の裏には古い石仏や五輪塔が置かれています。現地の案内板によると五輪塔は自然石に線彫り(線刻碑)または浮彫されたもの、文保・元享の板碑には念仏衆の字句があり鎌倉時代末期のものと言います。
日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。
古事記に登場する神で、伊邪那岐尊、伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。
迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。
日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。
古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。
黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。