天徳2年伊豆三嶋大社の分霊を勧請したと伝えられています。源頼義、畠山重忠など武将の信仰厚く、太刀・槍等が奉納されています。
境内には末社として武多摩神社が祀られています。明治の神仏分離令でかつての不動堂を武多摩神社として改修したものと言います。
またここは武州南一揆の地です。15世紀、多摩地方では中小の武士層が地域集団を形成したもので一般に国一揆と呼ばれています。秋川周辺では戸倉城を拠点とした小宮氏が勢力を広げたと言います。
武州南一揆は上杉禅秀の乱や長享の乱にも登場します。天文15年(1546年)川越城夜戦において小田原北条氏が大勝、小宮氏も小田原北条氏に従属することになります。その後、小宮氏は小田原北条氏支配から離れ、それを機に北条氏の攻略を受けて没落することになります。
三嶋神社の案内板にはあきる野教育委員会による武州南一揆にかかわる文書が紹介されていました。
日本神話に登場する神。別名 和多志大神、酒解神。日本書紀は大山祇神、古事記では大山津見神と表記します。
古事記では、伊弉諾尊と伊弉冉尊との間に生まれました。日本書紀では伊弉諾尊が軻遇突智を斬った際に生まれたとしています。
八岐大蛇に登場する足名椎(あしなずち)、手名椎(てなずち)や木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の父であり天津神(あまつかみ)に対する大地の国津神(くにつかみ)として登場する神様です。山をつかさどる神で、水の神、田の神としても信仰されています。
古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。
黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。
古事記に登場する神で、伊邪那岐尊、伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。
迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。
日本神話の神。出雲の国つ神大山祇神(おおやまつみのかみ)の子。妻は手摩乳(てなずち)。末娘の奇稲田姫(くしなだひめ)は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の妻となる。
日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。