創建年代等は不詳ながら、玄融(元和6年1620年弱)が中興しました。慶安2年(1649)には本尊不動堂領として寺領5石の御朱印状を拝領したと言います。
県道沿いに大きな石碑が建っています。山門には不動明王像があります。碑文には「是大明王無其所居但住衆生心想之中」大明王に住居はなく、衆生の心の中に住んでいると言う経文の一説と言います。
真言宗の宗派である。総本山は金剛峯寺。高野宗・高野派とも呼ばれる。全国に約3700の末寺がある。
五大明王・八大明王の主尊。悪魔を下し仏道に導きがたいものを畏怖せしめ、煩悩を打ちくだくと言います。
忿怒の姿で火焔の中にあり、右手に剣、左手に索縄を持ち、心の内外の悪魔をはらうとされています。