青梅聖天社 
寺社の種類:寺院
創建の時期:-
本尊:双身歓喜天
札所:-
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目7-8
訪問日:2022年11月17日
巨福坂切通しの側にある青梅聖天社は、南北朝期につくられた双身歓喜天を祀る社です。
新編鎌倉志によると「鎌倉の将軍が病気をして、青梅が食べたいと言ってここに実る青梅を食べたところ立ち所に治ってしまった」という故事から名付けられたと言われています。
双身歓喜天は鎌倉市の文化財に指定されています。
双身欣喜天(鎌倉市指定文化財南北朝時代作)を本尊に祀ります
当歓喜天様は、『新編鎌倉志』巻之三に「鎌倉ノ将軍一日疾劇シフシテ、時ナラズ青梅ヲ望マル、諸所ヲ尋ヌルニ、此宮ノ前二俄二青梅実ノル、是ヲ将軍二奉テ、終二疾癒ヌ」とあり、青梅聖天とよばれました。
歓喜天は大聖歓喜天とも称され、仏教を守護し、邪悪を除去し、諸願を成就させてくれる尊体として信仰されてきました。
ご本尊は男神と女神が「相抱き正立」して顔をみつめあう姿に造られた珍しい像で、歓喜天信仰を考える上でも貴重な文化財です。
一般には夫婦和合の利益あり、などとも説かれておりますが、史跡旧巨福呂坂頂上ちかくに祀られたのは、足柄峠の『聖天堂』と同様に、峠を往来する人びとの安全を願ってのことでした。
平成九年十月十三日 市文化財指定
巨福呂坂町内会