氷取沢神社 


 寺社の種類:旧村社
 創建の時期:-
 御祭神:大山祇神
 本殿の形式:-
 所在地:神奈川県横浜市磯子区氷取沢町221
 訪問日:2022年10月11日

 

かつて荒神社と称し江戸時代には氷取沢村の鎮守として祀られていました。明治45年、日下村の日枝神社(現栗木神社)に合祀され、上笹下神社と改称されましたが、昭和22年4月、旧社地に氷取沢神社として遷座されました。

氷取沢神社の鳥居
境内に拝殿
境内に拝殿
天照大神を祀る摂社
七社宮
参道わきに社務所

境内には天照大神を祀る社や七社宮があります。

 

 大山積神・大山津見神(おおやまつみのかみ)大山祇神(おおやまづみのかみ)

日本神話に登場する神。別名 和多志大神、酒解神。日本書紀は大山祇神、古事記では大山津見神と表記します。

古事記では、伊弉諾尊伊弉冉尊との間に生まれました。日本書紀では伊弉諾尊が軻遇突智を斬った際に生まれたとしています。

八岐大蛇に登場する足名椎(あしなずち)手名椎(てなずち)木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の父であり天津神(あまつかみ)に対する大地の国津神(くにつかみ)として登場する神様です。山をつかさどる神で、水の神、田の神としても信仰されています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 迦具土神(かぐつちのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)

古事記に登場する神で、伊邪那岐尊伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。

迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。

 

 脚摩乳命・足摩乳命・足名椎命(あしなづち)

日本神話の神。出雲の国つ神大山祇神(おおやまつみのかみ)の子。妻は手摩乳(てなずち)。末娘の奇稲田姫(くしなだひめ)は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の妻となる。

 

 手摩乳命・手名椎命(てなづち)

日本神話の神。脚摩乳(あしなずち)の妻で、奇稲田姫(くしなだひめ)の母。

 

 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)神阿多都比売命(かむあたつひめのみこと)、葦津姫命(かやつひめのみこと)

日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。

 

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