平戸永谷川から馬洗川 


 二級水系 境川
 歩程:行動時間 3:15、歩行時間 2:45
 歩行距離:9.8km
 累積標高差:+109m、-94m
 アプローチ:往路・神奈中バス富士橋バス停、復路・江ノ電バス西谷戸バス停
 訪問日:2022年3月25日

 

 コースタイム


柏尾川合流点12:50~赤関橋13:20~ヤマダ電機テックランド横浜本店13:45/55~クリエイト上永谷駅前店14:25/35~(馬洗川せせらぎ緑道)~四阿休息所14:55/15:00~野庭神社15: 25/30~馬洗川源流15:45~西谷戸バス停16:05

 

 柏尾川合流点~赤関橋~馬洗橋~野庭神社~馬洗川源流~西谷戸バス停


平戸永谷川は戸塚の名瀬町付近で阿久和川と合流し柏尾川と名前を変える境川の支流の一つです。

柏尾川の合流点からは東海道線の線路沿いに緩やかに流れています。コンクリートの護岸が続く流れには大きな鯉やカメなど、初夏には白い花を咲かせるオオカナダモが咲くところです。

平戸永谷川の最初の橋
東海道線の線路沿いに流れる川
川沿いには工場が建ち並び
大倉陶器の近くで川上川を合わせ

マンションや大きな工場が建つ遊歩道をしばらく進むと川上川が流れ込んできます。東海道線の線路の下をくぐると国道1号線の赤関橋、ここは旧東海道が通っていたところと言います。

遊歩道には地元の人たちが植えたたくさんの花が咲き、緩やかな流れにはカワセミの姿を見ることもできるようです。やがて川は環状2号線の高架下へ。永谷1号橋では左手からは芹谷川が流れ込んできます。

川上川に架かる橋
国道1号線の下を平戸永谷川
赤関橋からは旧東海道の道
コンクリートの護岸の中を流れる

ソメイヨシノの花も咲きはじめた遊歩道には黄色い菜の花、まさに春の訪れを物語っているようでした。

環状2号線の高架下で芹谷川を合わせ
下永谷1号橋
住宅地の中を流れ
細くなり始めた流
遊歩道に咲く菜の花
ソメイヨシノも咲き始めました
遊歩道沿いにはマンションも建ち並び
環状2号線付近で橋の下へ

一度橋の下に入った川は交通量が多い環状2号線に沿いに馬洗橋へと続きます。古い川筋に沿ってふれあいの水辺が整備されていました。

古い川筋にふれあいの水辺
遊歩道が続いています
環状2号線に沿って川が流れます
馬洗橋からは馬洗川と名前を変え

馬洗橋からは馬洗川と名を変えた細い流れが続きます。左手は地下鉄の車両基地、それに沿ってせせらぎ緑道が整備されていました。自然の流れが再現された細い流れに沿って木の遊歩道が続いていました。

地下鉄車両基地の脇を流れる馬洗川
馬洗川に沿ってせせらぎ緑道
せせらぎ緑道の案内板
せせらぎが続く遊歩道

しばらく遊歩道を進むとせせらぎ緑道終点の道標があります。ここからは道路に沿った暗渠になります。左手には野庭高校の大きなグランド、警察の建物もあるようです。

天谷橋
湧水が流れ出す小さな池
せせらぎ緑道の終点
野庭高校のグランド脇

舗装道路沿いには梯子式の開渠や細くなった側溝が見え隠れしています。しばらく歩くと左手に野庭神社の鳥居があります。現地の案内板によると室町時代、吉野山の蔵王権現を勧請した古い神社と言います。

梯子式の開渠
車道の脇に細い流れ
野庭神社の鳥居
野庭神社の拝殿

やがて道は住宅地の中を流れ耕作地の中の浅い流れになります。福祉施設の側の舗装道路を回り込むと野庭川の源流にたどり着きました。コンクリートの側溝に小山台の住宅地からの水が流れ込んでいました。

住宅の脇に梯子式の開渠
梯子式の開渠
耕作地の中に浅い流れ
馬洗川の源流

横浜には鶴見川、帷子川、大岡川、境川支流柏尾川の4つの水系があります。ここに降った雨は平戸永谷川、柏尾川、境川へと流れ藤沢で相模湾へ流れ込みます。野庭の東側は日野川、大岡川から横浜港へと流れて行きます。目の前の低い丘陵が大岡川と境川の分水嶺となるのでしょう。

 

 コース GPSmap


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