文応年間(1260-1261年)、日蓮聖人が安房国から鎌倉へ訪れる時、妙湖尼が営んでいた庵に立ち寄りました。妙湖尼は日蓮聖人に感服して寺院としたと言います。
江戸末期の横浜開港時にはイギリス領事館に充てられていました。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。