住吉神社は主に住吉三神を祀る神社で全国に約600社あるとされています。小樽はかつて北海道の商業港として栄えていましたが現在は過疎化が進んでいるようです。参道には小樽を築きあげた先人たちの想いの案内がありました。
元治元年(1864)、ヲタルナイ、タカシマの総鎮守として、住吉大神を勧請するすべく箱館奉行所に出願がなされました。明治元年(1868年)社地の造成が間に合わなかったため厳島神社に仮奉斎して鎮座祭が行われました。明治14年(1881年)現在地に社殿を造営、明治39年(1906年)県社に昇格したと言います。
境内の長い石段を登って行くと昭和46年に改築された朱塗りの拝殿があります。
神話に登場する神様、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の3神の総称です。海上交通安全の神様として崇拝されています。大坂の住江(住之江)の豪族の氏神だったとされています。