元明天皇の慶雲5年(708年)秩父で産出した和銅(自然銅)が朝廷に献上されました。天皇はこれを喜び慶雲を和銅に改元、我が国初の流通貨幣である和同開珎が鋳造されました。
朝廷は勅使を使わし祝山(はうりやま)に神籬を建て、自然銅を御神体として金山彦命を祀りました。社伝によると聖神社の創建は和銅元年2月、祝祭が終わったのち祝山から現在の地に移されたと言います。産出された和銅石と朝廷から下賜された蜈蚣(百足)が御神体として祀られています。
和銅開珎ゆかりの神社であることから銭神様とよばれ、金運上昇や宝くじ祈願、ビジネス開運のご利益があるとされています。
高麗神社、宝登山神社、秩父神社、今宮神社とともに秩父五社に一つに数えられツアーなどたくさんの参拝者が訪れるところです。
日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。
古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。
黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。
日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。
高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。
日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。