大嘗祭は天皇が即位の後、初めて大嘗宮において新穀を皇祖および天神地祇にお供えみずからもお召し上がりになり、皇祖および天神地祇に対し安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに、国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式です。
皇位の継承があったときは必ず挙行すべきものとされ、皇室の長い伝統を受け継いだ皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式です。
大嘗祭の中心的儀式である「大嘗宮の儀」は「悠紀殿供饌の儀」と「主基殿供饌の儀」から成ります。令和元年11月14日の夕方から翌日の11月15日の暁前に行われました。
皇居の東御苑に建てられた大嘗宮は11月21日から12月8日、一般公開されることになりました。大嘗宮は一般の後は取り壊されることになります。このこともあって白木造りの建物は簡素な造りをしているようです。
紅葉が見頃の東御苑はたくさんの人で賑わっていました。