横浜市都筑区にある天台宗の寺院です。本尊は秘仏の虚空蔵菩薩で智慧と福徳を戴く十三参りを行っていると言います。
境内には山王日吉神社が鎮座し大鷲大明神が合わせて祀られています。石の鳥居は山王鳥居、神仏習合の山王信仰の象徴と言います。
境内は花しょうぶやあじさいが咲くところで、満開のあじさいを愛でに近郊の幼稚園やお年寄りの一団が散策を楽しんでいました。
法華経を根本経典とする大乗仏教の一派。575年隋の智顗(ちぎ)が天台山にこもって大成。日本へは奈良時代に唐僧鑑真(がんじん)が初めて伝え、平安初期に最澄が比叡山に延暦寺を建て開宗。のち山門派と寺門派、さらに真盛(しんぜい)派に分かれた。
中国、唐代の高僧。日本律宗の開祖。揚州大明(たいめい)寺で戒律を講じ名声があった。742年日本僧栄叡(ようえい)らの請に応じて来日を志したが海賊や風波の災で5度挫折の後、754年渡来した。