薬師堂は成田山本堂として成田山新勝寺の大本堂のある場所に建立されました。水戸黄門や、歌舞伎の初代市川團十郎が参詣された由緒ある御堂です。
本堂(光明堂)の再建により1855年5月、現在の地に移転改築され薬師如来を御本尊とする薬師堂と名称を変えました。
成田山新勝寺現存最古の御堂として成田市指定有形文化財に指定されています。
東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。