浄心寺は日義上人が深川に草庵を営んでいたところ、四代将軍徳川家綱の乳母三沢局の帰依を得、三沢局の遺命により新寺を建立しようとしたものです。日義上人が亡くなり日通上人が日義上人を開山として浄心寺を創建したといいます。
宝暦3年(1753年)身延山の祖師像・七両天女像の出開帳が行われ、身延山の弘通所、江戸十祖師の随一と言われた名刹です。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。