鎌倉時代、上野国赤城山の麓から牛込に移住した大胡彦太郎重治により創建されたと伝わる神社です。江戸時代には徳川幕府によって江戸大社の一つとされ牛込の鎮守として信仰を集めました。
石段を登った拝殿は現代風の建物です。この斬新なデザインはオリンピックのメインスタジアムを設計した隈研吾氏の監修によるものとか、境内には戦災で焼失した朝日天満宮を再建した蛍雪天神も祀られていました。
古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。
黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。
古事記に登場する神で、伊邪那岐尊、伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。
迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。