赤城神社 


 寺社の種類:旧郷社
 創建の時期:正安2年(1300年)と伝えられる
 所在地:東京都新宿区赤城元町1―10
 主祭神:磐筒雄命赤城姫命
 本殿の様式:-
 訪問日:2016年1月9日

 

鎌倉時代、上野国赤城山の麓から牛込に移住した大胡彦太郎重治により創建されたと伝わる神社です。江戸時代には徳川幕府によって江戸大社の一つとされ牛込の鎮守として信仰を集めました。

赤城神社の鳥居
神社の縁起
御手水場
石段を登ると拝殿
現代風の拝殿
蛍雪天神の縁起
蛍雪天神

石段を登った拝殿は現代風の建物です。この斬新なデザインはオリンピックのメインスタジアムを設計した隈研吾氏の監修によるものとか、境内には戦災で焼失した朝日天満宮を再建した蛍雪天神も祀られていました。

関連記録・コース

 石筒之男神・磐筒男神(いわつつのおかみ)

日本神話に登場する神様。古事記の神産みで伊弉諾命伊弉冉命の死因となった火神加具土命の首を斬ったとき、その剣の先についた血が岩につき化生した三神の一神。

 

 赤城姫命(あかぎひめのみこと)

日本の女神の1神。日本各地にある赤城神社を創建した大胡氏の息女だと言われている。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 迦具土神(かぐつちのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)

古事記に登場する神で、伊邪那岐尊伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。

迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。

 

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