大磯の国道1号線沿いにある日蓮宗のお寺です。曾我兄弟を追善するため虎御前が法虎庵、曽我堂を建てました。その跡地に慶長4年(1599年)身延山19世法主法雲院日道により開山されたお寺です。
境内には虎女供養塔、虎池弁財天の碑、虎御前祈願の竜神、子授け祈願の石仏、大磯宿遊女の墓などがあります。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。