社伝によると五龍大神を祀る神社として龍口に建立、これが龍口明神社の発祥と伝えられています。大正12年(1923年)関東大震災により全壊し、昭和53年(1978年)打越に移転しました。
急な石段には石鳥居、その傍には庚申塚や道祖神もあります。石段の脇には至誠通神と刻まれた石碑が建っていました。
石段の先は柵がめぐらされ立入禁止です。赤い屋根の拝殿そろそろ傷みも目立ち始めているようです。
庚申待ち供養塔、主神として青面金剛のほか猿田彦大神、帝釈天、大日如来像が彫られるもの、庚申塔、青面金剛、猿田彦大神などの文字が彫られるものがある。
三猿や鶏、邪鬼、日月などが併せて彫られることが多い。
悪霊が侵入するのを防ぎ通行人や村人を災難から守るために村境や峠、辻などに祀られる神。みちの神、峠の神、道祖神(どうそじん)・さいの神などの言い方がある。丸石や陰陽石、男女2体の石像などを神体とする。
密教で鬼病を流行させる鬼神。日本では庚申信仰に取り入れられ、庚申待まちの本尊となる。 体は青色で二本、四本または六本の腕があり、弓矢宝剣を握り、頭髪はさか立ち体に蛇をまとい足に鬼を踏んでいる。
日本神話に登場する神。天孫降臨に登場する神で、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神です。伊勢国五十鈴川のほとりに鎮座したとされ、中世には庚申信仰や道祖神と結びつきました。
真言密教の教主。諸仏、諸菩薩の根元をなす理智体で宇宙の実相を仏格化した根本仏とされる。智徳の表現が金剛界大日、理徳の表現が胎蔵界大日とされ、天台宗では大日如来と釈迦如来は法身、応身で同体とし、真言宗では釈迦如来は顕教の教主とみて異体とする。