日露戦争で活躍した明治の軍人、児玉源太郎を祀る神社です。日露戦争では満州軍総参謀長として遼陽会戦、沙河会戦、黒溝台会戦、奉天会戦などで総司令の大山巌元帥を補佐し日本陸軍の勝利に貢献しました。
また台湾総統時代は後藤新平を民政長官に抜擢し、台湾の治安を改善、産業を振興させインフラを整えました。台湾に親日の人が多いのも児玉源太郎の功績によるところのようです。
児玉神社は宇島神社の参道から照葉樹の林の中を回り込むように登って行きます。参道には山形有朋や謝介石、石黒忠悳など明治の著名人の石碑が建っています。
また拝殿脇の彫刻が施された狛犬は児玉源太郎の死を悼み台湾から贈られたものと言います。