阿夫利神社へと続く参詣道の途中に比比多神社があります。天平年間、守護染谷太郎時忠が国の安土、子宝を願って勧請したもので、安産の祈祷に霊験あらたかであったとことから江戸時代は易産大明神、子易大明神と称していました。
境内のけやきは市指定保存木で樹齢1000年を超えるものと言われています
参道の奥には赤く社殿があります。その向拝柱は安産の符として少量ずつ削り持ち帰ったもので細くなっています。案内板には現在の柱は三代目と書かれていました。
古びた社殿の中には歌川国経の筆という美人図が奉納されています。享和2年(1802年)の作で県の重要文化財に指定されていると言います。小さいながら古い歴史が残っている神社です。
日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。
日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。