比比多神社(子易明神) 


 寺社の種類:式内社(小)
 創建の時期:天平年間と伝えられる
 社殿の様式:-
 所在地:神奈川県伊勢原市上粕屋1763-1
 訪問日:2014年4月1日

 

阿夫利神社へと続く参詣道の途中に比比多神社があります。天平年間、守護染谷太郎時忠が国の安土、子宝を願って勧請したもので、安産の祈祷に霊験あらたかであったとことから江戸時代は易産大明神、子易大明神と称していました。

子宝安産の守護神の案内板
神社の由緒書
神社の由緒書
小さな参道

境内のけやきは市指定保存木で樹齢1000年を超えるものと言われています

境内に保存樹
参道の奥に社殿
朱塗りの社殿
向拝の柱

参道の奥には赤く社殿があります。その向拝柱は安産の符として少量ずつ削り持ち帰ったもので細くなっています。案内板には現在の柱は三代目と書かれていました。

古びた社殿の内部
古い奉納額
古い奉納額
消えかけた天井絵
裏参道の鳥居
社殿の奥に摂社

古びた社殿の中には歌川国経の筆という美人図が奉納されています。享和2年(1802年)の作で県の重要文化財に指定されていると言います。小さいながら古い歴史が残っている神社です。

 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)神阿多都比売命(かむあたつひめのみこと)、葦津姫命(かやつひめのみこと)

日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

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