あの頂を超えて
~城址寺社巡り~
城址寺社巡り
称名寺の裏山、稲荷山の山腹には北条実時の墓があります。中央の宝篋印塔が北条実時の墓で左右の五輪塔は一門の墓と言います。
北条実時は鎌倉幕府7代執権北条政村の甥、金沢流北条氏の実質初代です。鎌倉幕府の引付衆、評定衆などの要職を務めました。
1224~1276年、鎌倉中期の武将。義時の孫。引付衆・評定衆などを歴任。武蔵六浦荘金沢郷に住んで称名寺を建立した。金沢文庫の基礎を築いた。
宝篋印陀羅尼という呪文を収めた塔。のちに供養塔、墓碑塔として建てられた。方形の石を下から基壇、基礎、塔身、笠、相輪と積み上げ、笠の四隅に飾りの突起があるものをいう。