薬王寺 


 寺社の種類:真言宗御室派
 山号:三療山、院号:医王院
 創建の時期:鎌倉時代末期
 本尊:-
 所在地:神奈川県横浜市金沢区寺前2丁目23ー52
 訪問日:2014年2月7日

 

梶原景時に攻められ伊豆修繕寺にて自刃した源範頼を弔うために建立された真言宗の古刹です。

山門に薬王寺の石柱
山門の奥に本堂
本堂
両界曼荼羅図の案内板

その後衰退しましたが江戸時代に三療山薬王寺として再建されました。本尊は源範頼公の念持寺だった行基作の薬師如来です。

境内に石塔
立派な石燈籠
弘法大師の石像
山門に堪忍袋の説話

山門の脇には「大事にしたい 福袋、お袋、胃袋、知恵袋、忘れちゃならない堪忍袋」

 真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)

日本仏教の一宗派。真言系の宗派で古義真言宗に属する。宗祖は空海で派祖は宇多天皇(寛平法皇)、総本山は仁和寺。

 

 行基(ぎょうき)

奈良時代の僧、668~749年。百済系の渡来人。法相宗を学び諸国を巡って布教た。民衆とともに道路・堤防・橋や寺院の建設にあたったが僧尼令違反として禁止された。後に聖武天皇の帰依を受け、東大寺・国分寺建立に協力。日本最初の大僧正の位を授けられた。

 

 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 聖武天皇(しょうむてんのう)

第45代天皇(在位:724年2月4日~749年7月2日)文武天皇の第一皇子。光明皇后とともに仏教を厚く信仰。全国に国分寺・国分尼寺を置き東大寺を建立して大仏を造立した。陵墓は奈良県奈良市法蓮町の佐保山南陵。

 

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