真壁は真壁氏が真壁城を築いたところです。佐竹氏の家臣となった真壁氏が出和国秋田に移った後、慶長11年(1606年)、豊臣政権の五奉行筆頭であった浅井長政が隠居料として真壁5万石を拝領して真壁藩を立藩したところです。
地元で産出する真壁御影石による石材加工業と農業が盛んな町で、市街地には国の登録有形文化財建造物が100以上もあると言います。
2月末から3月に開催される真壁のひな祭りでは、江戸から明治、大正、昭和、平成までのひな人形、手作りのつるし雛などが古い民家の軒先などに飾られています。
ここを訪れたのは2月の末。ひな祭りもすぐと言う季節にもかかわらず町は白い雪に包まれています。平日と言うこともあり、訪れる人はあまり多くありません。昨年の震災で壊れかけた土像も多いようで、中にはまだブルーシートが架けられているものもありました。
1545~1573年、戦国時代の武将。近江国小谷城主。織田信長の妹お市をめとり勢力を増したが、のち朝倉義景と結んで信長に敵対。1570年姉川の戦いに大敗し、1573年小谷城で自刃。
1534~1582年、戦国・安土桃山時代の武将。織田信秀の子。桶狭間に今川義元を討って尾張一国を統一。京都に上って比叡山を焼き、浅井氏・朝倉氏を破り、将軍足利義昭(あしかがよしあき)を追放、武田勝頼を三河の長篠に破った。中国出陣の途中、京都本能寺で明智光秀の謀反にあった。