尾道観光の名所としてたくさんの観光客が訪れる千光寺の公園、色付き始めた桜の紅葉が雨に濡れ秋の始まりを語りかけています。
目の前には雨に煙る尾道の街並み、狭い尾道の海峡を挟んで向島の街並みが目の前に広がっていました。
遊歩道を下って行くと大同元年(806年)開基の古刹千光寺です。たくさんの観光客で賑わう境内には本堂や大師堂などの堂宇が建っていました。
境内には梵字岩や鏡山、三重岩など奇岩が目を引きます。石鎚山と言われる小さな岩場には鎖も張られていると言います。また大師堂の脇には日本の音風景100選に選定された鐘楼があります。ここからは尾道の街並みを一望することができます。
本堂、大師堂に参拝したのち遊歩道を登って行きます。ロープウェイ駅から降りてくる観光客と行き違いながら登った山頂には大きな展望台。ここもまた尾道の街を見下ろすビューポイントのようで、何人もの画家がここからの尾道を作品に残していると言います。
六観音の一つ。限りない慈悲を表す菩薩で、千の慈悲の眼と千の慈悲の手をそなえ、生ある者を救うという。二七面四二臂の像が一般的。千手千眼観世音。千眼千臂観世音。
平安時代の僧。真言宗の開祖。最澄と並ぶ平安仏教の確立者。15歳で母方の伯父阿刀大足(あとのおおたる)について京都へ遊学。延暦23年(804年)入唐し翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し東寺(教王護国寺)を真言道場とした。
平安時代の僧。真言宗の開祖。最澄と並ぶ平安仏教の確立者。15歳で母方の伯父阿刀大足(あとのおおたる)について京都へ遊学。延暦23年(804年)入唐し翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し東寺(教王護国寺)を真言道場とした。
真言密教の教主。諸仏、諸菩薩の根元をなす理智体で宇宙の実相を仏格化した根本仏とされる。智徳の表現が金剛界大日、理徳の表現が胎蔵界大日とされ、天台宗では大日如来と釈迦如来は法身、応身で同体とし、真言宗では釈迦如来は顕教の教主とみて異体とする。
六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。