ロープウェイで山頂直下まで登ることのできる鶴見岳は観光の山です。別府湾の夜景や冬の樹氷などでも知られたところです。
山頂駅の近くには赤い鳥居の鶴見山上権現一の宮が祀られています。
小さな石祠の傍らにはわくど石が祀られていました。わくどは蛙の妖怪とか。石祠の脇には鶴見岳のわくど伝説が紹介されていました。
鶴見岳の山頂へは石段を登って行きます。手摺も付いていますが思いのほかきつい登りです。
たどり着いた山頂からは目の前に別府湾と別府の温泉街、振り返ると黒いシルエットとなって由布岳がそびえていました。
山頂には山上権現や夫婦岩、脳天白竜などがあります。案内板によると脳天白竜はこの山に住む白蛇で、岩の割れ目に賽銭を投げいれると1粒万倍になって帰ってくるとか・・・
遊歩道には鶴見岳七福神の石像が祀られていました。大黒天や恵比寿天、寿老人など。最近祀られた石仏のようで、丸い可愛らしい顔立ちをしています。何処の観光地もそうでしょうが観光客の目を引くイベントや話題作りには苦労をするようです。帰りのロープウェイの時間を気にしながら山頂駅に戻ることにしました。