高千穂神社は古事記や日本書紀にも登場する天孫降臨にまつわる神社です。しかし天孫降臨の地が何処であるかは江戸時代以降盛んに論議されています。その一つは霧島連山の一つ高千穂峰、もう一つがここ高千穂のくるふしの峰と言います。
暗い杉林の参道を進むと拝殿と本殿が建っていました。国の重要文化財にも指定されているという本殿には木彫りの彫刻も施されています。
高千穂神社の境内にある神楽保存館では、毎夜8時より高千穂観光協会が主催する観光向客けの夜神楽が舞われます。
高千穂神楽は古事記などに登場する神話の世界、天の岩戸に関する手力雄の舞(たぢからおのまい)、鈿女の舞(うずめのまい)などが舞われると言います。
境内の一角には鎮石がありました。伊勢神宮と高千穂宮が創建された際用いられた鎮石と伝えられます。
神社建築様式の一つ。屋根の前のほうが長く伸びて向拝をおおい、庇と母屋が同じ流れで葺いてあるのでこの名がある。
正面の柱が2本であれば一間社流造、柱が4本であれば三間社流造という。奈良時代末~平安時代に成立し広く各地に流布しました。
日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。
日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。
日本神話に登場する神様、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子。母は木花開耶姫(このはなのさくやびめ)。山幸彦の名で知られ、海神の娘豊玉姫(とよたまひめ)と結婚して??草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)をもうけた。