子安観音 


 寺社の種類:天台宗の寺
 山号:高城山、院号:吉祥院・観音院
 創建の時期:和銅年間(708~715年)、開山:行基
 本尊:如意輪観音
 所在地:大分県大分市千歳337?33
 訪問日:2010年3月15日

 

高城の住宅街の中の新しいお寺、九州西国三十三箇所9番のお寺です。

高城山子安観音とも呼ばれ、子育てや安産のご利益があると言います。

参道に立つ仁王像
高城子安観音

仁王像の祀られた狭い参道にはたくさんのお地蔵さんが奉納されていました。

 如意輪観音(にょいりんかんのん)

六観音または七観音の一つで如意宝珠と法輪の力によって生きとし生けるものを救済するという。延寿、安産、除難の功徳があるとされている。普通は6臂の像で、座像は輪王座。右の第一手は必ず思惟(しゆい)手となるのが特徴。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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