龍師火帝 


 観光地の種類:史跡
 所在地:山形県米沢市李山992
 訪問日:2008年8月13日

 

猿尾堰は直江兼続が最上川(松川)に築いた堤です。堤の傍には洪水や旱魃がおきないことを祈って祀られた龍師火帝の石碑があります。

龍師火帝の案内板
龍師火帝の石碑

この堤により分水された水は堀立川を通り米沢の灌漑用水として利用されたと言います。

 直江兼続(なおえかねつぐ)

1560~1619年、安土桃山時代の武将。上杉景勝の執政。謙信急死後の御館の乱では景勝を助けて勝利に導いた。関ヶ原の戦い後、減封となった米沢藩上杉家の藩政確立に努めた。

 

 上杉景勝(うえすぎかげかつ)

1555~1623年、安土桃山・江戸初期の武将。上杉謙信の養嗣子。豊臣秀吉の五大老に列し会津120万石を領した。関ヶ原の戦で石田三成と結んで敗れ米沢30万石に減封された。

 

 関ヶ原の戦

慶長5年(1600年)関ヶ原で石田三成らの西軍と徳川家康らの東軍とが天下を争った戦い。小早川秀秋の寝返りにより東軍が大勝した。石田三成らは処刑され豊臣秀頼は60万石の大名に転落した。これにより徳川氏の覇権が確立した。

 

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