法養寺薬師堂は室町時代末期の建立の古刹、目薬寺としても知られところです。阿吽の扁額を掲げる山門には仁王像が安置されています。
参道の奥には古い薬師堂があります。目のご利益があるとしてたくさんの絵馬が奉納されていました。これをめめ絵馬と言うようです。
真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。
東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。