貴船神社は全国に450社あるという貴船神社の総本社です。
貴船川に沿った茶店などが建ち並ぶ道を登って行くと左手に朱塗りの鳥居が現れます。奉納灯篭が建ち並ぶ石段を登ると貴船神社の本殿です。
この神社は水に因んだ神社のようで、おみくじも水に浮かべると吉凶が判るといったものです。若い女の子が3人、何を占っているのかおみくじを水に浮かべていました。
本殿からは奥ノ院に向かうことにします。しばらく参道を登って行くと左手に和泉式部の歌碑が建っていました。和泉式部は式部日記を書いた平安時代の歌人、恋多き女性だったようで歌碑も恋の歌が刻まれていました。この隣には縁結びの社があります。
ここから更に登った杉林の中に奥ノ院があります。かなり荒れた社の脇には航海の安全に御利益があるという石積みがありました。
奥ノ院から貴船口へ下ることにします。途中までは茶店などが建ち並ぶ道です。夏には今でも納涼川床ので賑わうところと言います。
神話の登場する神様、伊邪那岐神が迦具土神を斬り殺した際に生まれたとしている。罔象女神(みつはのめのかみ)とともに、日本における代表的な水の神である。古事記では淤加美神、日本書紀ではおかみの神と呼ばれる。
神社建築様式の一つ。屋根の前のほうが長く伸びて向拝をおおい、庇と母屋が同じ流れで葺いてあるのでこの名がある。
正面の柱が2本であれば一間社流造、柱が4本であれば三間社流造という。奈良時代末~平安時代に成立し広く各地に流布しました。
平安中期の女流歌人。大江雅致のむすめ。和泉守橘道貞と結婚、冷泉院の皇子為尊親王・敦道親王の寵を受け、両親王薨御後は一条天皇中宮彰子に出仕。のち、藤原保昌と再婚。恋の哀歓を直截詠んだ女性として名高い。
古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。
黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。
古事記に登場する神で、伊邪那岐尊、伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。
迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。