酒船石は明日香村で発掘で発された遺跡で、酒船石と亀形、小判形石造物が発掘されています。亀形、小判形石造物は斉明天皇時代の祭祀が行われた遺構と推定されています。
狭い飛鳥の町の中をしばらく走ると以前にも訪ねたことのある飛鳥寺の裏です。目指す酒船石はこの傍にありました。
酒船石は祭儀に使った施設に向かって水を流したものと言われています。大きな石の上に水を導くような溝が掘られていました。
酒船石の下には亀石があります。入場料を払って中に入ると、新聞などに紹介されていた亀のような石組みがあります。でも遺構はこれだけ。入っていた人も我々の他わずか2人だけでした。
第37代天皇(在位:655年1月3日~661年7月24日)第35代皇極天皇の重祚。女帝。皇居は飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)、のち飛鳥岡本宮。百済くだら救援軍を率いて九州に下り、筑紫朝倉宮で病死。陵墓は奈良県高市郡高取町車木の越智崗上陵。
第35代天皇(在位:642年1月15日~645年6月14日)茅渟王(ちぬのおおきみ)の王女。舒明天皇(じよめいてんのう)の皇后。天智天皇、天武天皇の母。皇居は飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)。645年孝徳天皇(こうとくてんのう)に譲位し、その死後、重祚ちようそして斉明天皇(さいめいてんのう)となった。陵墓は奈良県高市郡高取町車木の越智崗上陵。