円山公園(圓山公園) 


 観光地の種類:観光地
 所在地:京都府京都市東山区円山町
 訪問日:2005年3月23日

 

円山公園は桜の名所として有名なところ、例年ではそろそろ咲き始める桜の花も今年はまだ固い蕾を付けたままです。

園内に立つ坂本竜馬、中岡慎太郎の銅

園内にはガイドブックにも紹介されている樹齢70年と言う枝垂れ桜があります。ソメイヨシノよりも早く咲くと言う枝垂れ桜もまだ固い蕾のままです。

東山を借景とする回遊式の庭園の中を進んでいくと、坂本竜馬と中岡慎太郎の銅像が立っていました。幕末の動乱期、ともに土佐藩の下級武士であった二人は、海援隊、陸援隊の創設し、西郷隆盛桂小五郎を説き、薩長同盟を成立させ倒幕を成功に導いたと言います。しかし明治の夜明けを見ずに近江屋事件で強靭に倒れました。この公園に立って今二人は何を思っているのでしょう。

 坂本龍馬(さかもとりょうま)

1836~1867年、幕末の志士。土佐藩士。千葉周作道場に剣を学びのち脱藩し勝海舟に師事。慶応2年(1866)薩長同盟成立に尽力。前土佐藩主山内豊信(やまうちとよしげ)を説いて大政奉還を成功させた。京都で暗殺された。

 

 西郷隆盛(さいごうたかもり)

1828~1877年、軍人、政治家。討幕の指導者として薩長同盟・戊辰戦争を遂行し明治維新の三傑の一人と称された。新政府の参議・陸軍大将となったが、明治6年(1873年)征韓論に関する政変で下野、帰郷。明治10年(1877)西南戦争に敗れ城山で自決。

 

 桂小五郎(かつらこごろう)木戸孝允(きどたかよし)

1833~1877年、幕末・明治政治家。長州の人。のち木戸孝允。維新の三傑の一人。吉田松陰に学び討幕の志士として活躍した。明治維新後、五箇条の御誓文の起草、版籍奉還、廃藩置県などに尽力。征韓論・台湾征討に反対した。逃げの小五郎のあだ名もある。

 

 吉田松陰(よしだしょういん)

1830~1859、幕末の志士で思想家。長州藩の下級武士杉常道の子。10歳にして藩校明倫館で講義を行った。山鹿流軍学師範を務め、江戸に出て佐久間象山に師事。安政4年松下村塾をひらき高杉晋作、伊藤博文らに教えるが安政の大獄で刑死した。

 

 訪問者数 今月:3件
 Back