DNA解析による新しい被子植物の分類体系としてAPG体系が利用され始めています。ウィキペディアをはじめとして山溪ハンディ図鑑などもAPG体系に切り替わりました。
APG体系は1998年に公表され、2009年にはAPGIIIが公表されています。それ以前に使われていたエングラーやクロンキスト体系では進化の指標として花弁の数や子葉の枚数などをもとに分類群を決定していましたがAPG分類体系では、DNAの塩基配列の差異に基づいた系統関係を根拠としています。
このため科を中心に大きく変わったグループもありユキノシタ科、ゴマノハグサ科は複数の科に再編成されました。再編された科については旧科名を表示するようにしました。
学名、科の分類は「植物和名ー学名インデックス YList」を使用しています。APG体系の最新はAPGIVが公表されているようですが今後さらに変更されるようです。
ホームページ中の花の分類および説明については山と渓谷社の「山渓ハンディ図鑑 野に咲く花、山に咲く花」「野外ハンドブック」を使用しています。
高山植物の分類は山と渓谷社の「野外ハンドブック 高山植物」を参考に、高山帯(高山礫地、高山草原、高茎草原)、亜高山帯(針葉樹林帯)、高層湿原に分類しました。
野山に咲く花は花の咲く季節、生育環境でに従い分類しました。こちらも山と渓谷社の「野外ハンドブック」を参考にしています。