小沼駐車場10:20~長七郎山10:55/11:15~おとぎの森11:40/12:15~茶ノ木畑峠12:40~銚子の伽藍13:20/30~伽藍の御神水14:35~P1370m14:45/15:00~関東ふれあいの道15:10~血の池15:10/25~小沼駐車場16:00
山の会の仲間との山行はアカヤシオの花を探しに赤城の長七郎山です。ゴールデンウィーク明けから梅雨の走りが始まっているようで不安定な天気が続いています。幸い10日は晴れ、気温はかなり低いようで赤城山の山頂は寒そうな予報でした。
高速道路を3時間半、途中の姫百合駐車場は荒山のアカヤシオを目指して登るたくさんのハイカーの車で混雑していました。
たどり着いた小沼の駐車場は平日と言うこともあり閑散としています。長七郎山へと向かう人もあまり多くないようです。
関東ふれあいの道の案内板から長七郎山へのハイキングコースを登り始めます。僅かに登ると展望台、大沼の側には黒桧山、白く雪を被るのは上州穂高の稜線です。
緩やかに登て行くハイキングコースは芽吹きも浅く、ミネザクラやオオカメノキの白い花が咲き始めたところでした。
たどり着いた長七郎山の山頂は広く開けたところ、山頂標識からは地蔵岳のアンテナ群が見えています。南側の展望は良くないものの北側、黒桧山の先には白い雪を被った日光白根山、その前に連なる稜線は皇海山から袈裟丸山へと続く山々です。
山頂からは小沼水門へと下って行きます。途中には賽の河原のような石積みのある広場、固定ロープもある急坂を下ると小沼水門への分岐です。ここからは笹に覆われた踏み跡をおとぎの森へと下って行きます。訪れる人も少ないようで踏み跡はややもすると見落としそうな所でした。
しばらく下って行くと崩壊した赤土の崖、見下ろす先には小滝が見えていました。斜面の脇には銚子の伽藍へと下って行く道も見えていました。
その先はおとぎの森です。木立に覆われた小さな広場に標柱があるところです。近くの案内板によるとかつてこの近くで温泉の掘削が行われたようです。
おとぎの森からは笹に覆われた道を登って行きます。かつては温泉掘削の資材などを運んだ作業道であったのでしょう。
分岐の手前からわずかに登り返すと茶ノ木畑峠です。この稜線は横引き峰と呼ばれ、大猿川へと下るツツジの尾根が分かれるところです。
まだ芽吹きも浅い横引き峰を進むとアカヤシオの花がちらほら、出会った夫婦連れの話ではあまり花の付は良くないと言います。アカヤシオを目指して大猿川から登ってきたハイカーも多いようです。
道標に導かれながら笹の斜面を下って行きます。粕川への急な下りには固定ロープ、少し滑りやすそうな所もありました。