裏高尾から木下沢 


標高
景信山 727.3m
山域
中央線沿線
登山日
2022年3月20日(日)、薄曇り一時晴れ
歩程
行動時間 6:15、歩行時間 5:15
歩行距離
10.1km
標高差
392m
累積標高差
+653m、-735m
登山口
陣馬高原下mapon
交通機関
 京王バス・陣馬高原下バス停、 京王バス・梅の里バス停
登山コース
陣馬高原下~底沢峠~景信山~ザリクボ沢~木下沢林道~梅の里入り口バス停
コースmap
裏高尾から木下沢(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


陣馬高原下バス停8:50~底沢峠10:15/25~景信山11:50/12:40~564m13:05~ザリクボ沢入り口14:15~梅の里入り口バス停15:05

 

 陣馬高原下~底沢峠~景信山


奥高尾のハイキングコースは何時もたくさんのハイカーで賑わうところです。

桜の開花宣言が伝えられる季節、山々に春の芽吹きが始まるのも目の前と言ったところです。京王バスでたどり着いた陣馬高原下のバス停、裏高尾を目指すハイカーはかなり多いようです。目の前には和田峠と底沢峠への道を分ける道標がありました。多くの人は和田峠から陣馬山を目指すようです。

高尾駅のバス停
陣馬高原下
関東ふれあいの道の案内板
底沢峠への道標

暗い杉林の林道をしばらく登ると奈良子峠への道を分ける分岐、奈良子峠へは落石のため通行止めになっていました。落ち葉を踏みしめながら杉林の登山道を登って行きます。

暗い林道を登って
奈良子峠へは通行止め
杉林の中の山道が始まります
登山道に防火用のドラム缶

途中には大きな防火用のドラム缶が置かれていました。近くに水源など見当たらないようなので水を背負ってここまで持ち上げたのでしょう。山火事の対策なのでしょうがなかなか大変な作業のようです。峠からはトレランの若者が駆け下りてきます。話では7時ころに高尾を出発したとか、なかなか元気が良いものです。

たどり着いた底沢峠からは景信山へと向かいます。杉林の中をたどる緩やかな道、小さなコブには巻き道が付けられていました。

枯葉が積もる山道を登り
底沢峠
たくさんのハイカーが歩いています
杉林の中のハイキングコース

たくさんのハイカーが行き交うこの道はさすが人気のハイキングコースです。陣馬山の標高が高いこともあり、陣馬山から高尾山へと歩く人が多いようです。

やがて小さなコブを超え、木の階段をひと登りすると景信山の山頂にたどり付きました。

たどり着いた景信山の山頂
山頂はたくさんの人であふれています
丹沢の山々は雲に隠れています
山頂から眺める都心のビル群

山頂はお弁当を広げる人で賑わっています。丹沢方面は雲に覆われているものの青空の下に都心のビル群が霞んでいます。その先には青く霞んだ筑波山、左に目を移すと男体山、日光白根山などの山々を見付けることができます。ここから日光白根山までは直線距離で126kmほど、雨上がりの空の下ですが思いのほか遠望を楽しむことができるようでした。

 

 景信山~ザリクボ沢~木下沢林道~梅の里入り口バス停


山頂からは小仏バス停方面に下って行きます。ジグザグに急な坂道を下って行くと小仏バス停に下る分岐です。すでに昼を過ぎたこの時間、まだ景信山へと登って来る人も多いようです。

木下沢林道へと下る道標には「通行注意、下り滑りやすい!!」と表示されていました。一昨年の台風16号で木下沢林道は通行止めになっていましたが通行はできるようです。

小仏バス停への道を下り
小仏バス停の道を右に分け
木下沢への道標
あまり歩く人はいないようです

あまり歩く人は多くないようですが雑木林の中に続く道には小さな岩場もあります。ジグザグを切りながらザレた斜面を下って行くとザリクボ沢にたどり着きました。

小さな岩場もあります
ジグザグに急坂を下って
ザリクボ沢の流れ
細い流れに沿って沢を下り

沢沿いの道端や岩陰にはヨゴレネコノメやユリワサビ、ハナネコネメソウの白い花も見付けることができます。ハナネコノメソウの満開は今週の末ごろなのか、赤い葯と白い萼片が目立つ花です。

ネコノメソウの花をカメラに収めながら沢を下って行くと木下沢にかかる木橋です。台風ではこの橋が落ちていたようでしたが修復されていました。

小さな滝もあります
木下沢の木橋にたどり着きます
フサザクラが芽吹いています
木下沢は台風の爪痕

木下沢林道には高尾の森作業小屋、ここでは森づくりの研修会などが行われていたようですが林道崩壊のためか人気もなく閑散としていました。

ここからは木下沢梅林へと向かうことにします。途中には台風により路肩が崩れたところがありました。

林道のゲートには復旧工事の案内板、3月22日から8月末までは工事のため全面通行止めとか、今年のザリクボ沢の春の花はこれが最後のチャンスだったようです。

路肩か崩れたところも
22日以降復旧工事で通行止め
満開の木下沢梅園
木下沢の梅林は無料開放

木下沢梅園はすでに満開を過ぎているのか無料開放されています。たくさんの花見客が訪れているようで林道わきに駐車している車もありました。

中央線の線路を見ながら下ります
梅の里入り口のバス停

梅の里入り口のバス停から高尾駅に戻ります。小仏からのバスはすでに満員でした。春が始まろうとする高尾は多くのハイカーや行楽客で賑わう一日だったようです。

 

 ザリクボ沢に咲く花


春のザリクボ沢はハナネコノメソウなどが咲くところとして知られています。これを目当てにカメラを抱えて登って来る人も多いようでした。

ハナネコノメソウは咲き始めたばかり、赤い葯と白い萼が目立っていました。

 

 コース GPSmap


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