三頭山~幻想的なガスの中の尾根歩き~ 


標高
三頭山 1,531m
山域
奥多摩
登山日
2021年10月7日(木)、曇り
歩程
行動時間 6:15、歩行時間 4:20
歩行距離
6.1km
標高差
520m
累積標高差
+800m、-800m
登山口
檜原都民の森mapon
交通機関
 圏央道西八王子ICから37km
登山コース
檜原都民の森~三頭大滝~ムシカリ峠~三頭山~展望台~見晴し小屋~鞘口峠~檜原都民の森
コースmap
三頭山

 

 コースタイム


檜原都民の森8:40~三頭大滝9:20/30~テラス9:55~ムシカリ峠10:50/11:00~三頭山西峰11:15/40~展望台11:55/12:35~見晴し小屋13:15/35~鞘口峠14:20/30~檜原都民の森14:55

 

 檜原都民の森~三頭大滝~ムシカリ峠~三頭山


山の会の仲間との山行は奥多摩の三頭山です。新型コロナの新規感染者が減少したことから緊急事態宣言も解除され少しは安心して山の計画も立てられそうになってきたようです。

たどり着いた檜原都民の森の駐車場は曇り空、まだ紅葉には少し早い平日とあって訪れる人は多くありません。

檜原都民の森の駐車場
三頭大滝へ向かう階段へ

駐車場の奥から森林館へと続く舗装道路の登りが始まります。この時期、道端にはヤマトリカブト、カメバヒキオコシなどの花が咲いていました。

ウッドチップが敷き詰められた道をしばらく歩くと三頭大滝です。ここまでは観光を目当てに訪れる人も多いところです。三頭大滝は南秋川に懸かる滝の一つで落差35mとか、吊り橋の上から見下ろす滝は昨夜の雨を集め白い筋になって落ちていました。

三頭大滝から大沢山への道を左に分け、沢沿いの道を登って行きます。昨夜の雨を含んだ石の多い道は少し滑りやすいようです。小さな渡渉を繰り返しながら登るとテラスがあります。右に分かれる道は野鳥観察小屋を超えて行く回廊の路、我々は沢沿いの道をムシカリ峠へと登って行きます。

ウッドチップが敷き詰められた道
吊り橋から眺める三頭大滝
小さな渡渉を繰り返しテラスへ
見上げるシオジの大木
左岸の山肌をジグザグに登り
標高はまだ1400mまだ紅葉には早い

やがて沢を離れた道はジグザグを繰り返しながら高度を上げて行きます。標高はまだ1400mほど、紅葉には少し早いようですが、ガスが立ち込める雑木林は幻想的な雰囲気を漂わせていました。

ムシカリ峠から木の階段を登って行きます。数日前の暑さはうそのようで気温がかなり下がっているのか肌寒さも感じます。

ムシカリ峠からは木の階段
山頂直下には折れ曲がったブナの木
ガスに包まれた三頭山の山頂
三頭山の案内板

たどり着いた三頭山の西峰もミルク色のガスの中でした。山頂標識の先に見えるはずの富士山や奥多摩の石尾根の展望は望むべくもありません。

 

 三頭山~展望台~見晴し小屋~鞘口峠~檜原都民の森


山頂からは中央峰を通り展望台に向かうことにします。小さなピークは1531mの最高点、尾根通しに少し進むと展望台にたどり着きました。晴れていれば大岳山から馬頭刈尾根が一望できるところです。

幸い雨は落ちてこないものの風が吹き抜けると梢からは雨粒が落ちてきます。展望台のベンチに腰を下ろしお弁当にしました。

三頭山の中央峰を超え
展望台もガスの中
雑木林の斜面を下って行きます
ガスに包まれた幻想的な山道

展望台からはブナの路を下って行きます。明るい雑木林にはカエデやオオカメノキが黄色く色付き始めたています。

しばらく尾根道を下ると野鳥観察舎へと続く道が分かれています。その先は見晴し小屋への分岐、左手の道は山肌をたどる巻き道です。

ひと登りすると立派なが見晴し小屋がガスの中に浮かんでいます。多少ベンチが痛んでいるところもありますが屋根もあり10人ほどが雨宿りできそうなところです。

見晴し小屋への分岐
見晴し小屋もガスの中
ジグザグに下るブナの路
鞘口峠のテラス

ここからもブナの路を下って行きます。しばらく下ると道が荒れているのか、道標にはブナの路を離れジグザグに下っていく道を勧めるようになります。

たどり着いた鞘口峠からは森林館への道へ、ここも途中で工事が行われているようで炭焼き小屋への道を迂回し森林館に下って行きました。

森林館の道にたどり着きました
とちの実売店

曇り空の中の三頭山、幸い雨が降られることもない静かな初秋の山でした。幻想的なガスの中一味違った軽いハイキングでした。

 

 コース GPSmap


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