榛名天狗山~天狗が住むと言う山~ 


標高
天狗山 1179m、鏡台山 1079m、鏡台山展望台 1072.9m
山域
北関東・上州
登山日
2020年10月25日(日)、晴れ、11℃
歩程
行動時間 5:35、歩行時間 4:15
歩行距離
7.6km
標高差
370m
累積標高差
+680m、-680m
登山口
榛名神社市営駐車場mapon
交通機関
 関越道・渋川伊香保ICから27km
登山コース
市営駐車場~鏡台山コル~天狗山西峰~天狗山東峰~鏡台山コル~鏡台山展望台~鏡台山~榛名神社参拝~市営駐車場
コース定数:17.1
コースmap
榛名天狗山

 

 コースタイム


市営駐車場10:55~鏡台山コル11:55/12:05~天狗山西峰12:55~天狗山東峰13:05~天狗山分岐13:10/35~鏡台山コル14:15~鏡台山南峰14:30/35~鏡台山14:50~榛名神社参拝15:40/16:20~市営駐車場16:30

 

 市営駐車場~鏡台山コル~天狗山


榛名山の山域では榛名富士や相馬山、掃部ヶ岳がハイキングの山として知られています。しかしネットで見付けた天狗山は榛名神社の近くにあるもののあまり山行記事が多くない山です。たどり着いた榛名神社参道の市営駐車場に車を停め山頂を目指すことにしました。

予定では地蔵峠から大鐘ヶ原山を越え天狗山に登る予定でしたが、登山口への到着が遅れたこともあり直接天狗山に登ることにしました。参拝客でにぎわう参道の先には大きな鳥居、ここは榛名講の宿坊があったところでが道端には当時の賑わいを伝える本坊や孝善坊などの看板が建っていました。

参道に市営駐車場
宿坊の看板が掲げられた参道
参道に大きな鳥居
随身門の脇から林道が始まります

登山口は随身門の手前を右に、林道が荒れているのか通行止めのゲートが設置されていました。

思いのほか急な登りに息を切らせると地蔵峠へに分岐、さらにひと登りすると小さな鳥居が建つ天狗山の登山口です。ここからは雑木林の山道が始まります。

地蔵峠へ向かう道を左に分け
林道終点から山道が始まります
沢沿いの道を登って行きます
固定ロープも張られた急な登り

沢に沿った山道はやがてジグザグを切りながら鏡台山のコルへ、最後は固定ロープが張られた急な登りです。

ここからは大鐘ヶ原山の山肌を巻くように雑木林の中の道が続きます。途中には右手が切れ落ちた岩っぽいところもあります。雪の季節にも人が入っているようですが少し気になるところです。

やがて鐘原ヶ岳から下ってくる道を合わせることになりますが笹に覆われたヤブ漕ぎの道、入り口には赤いテープがあるものの歩く人は少ないようでした。

鏡台山のコルで道を左に
鐘原ヶ岳の山裾を巻くように
左手の紅葉の中に岩壁が
固定ロープの急坂を登ると

緩やかに登る登山道は固定ロープの急坂をひと登りすると天狗山のコルにたどり着きました。

ここからは道を右に、ひと登りした西峰は木立に覆われ展望はありません。山頂には石祠や神話にも登場する思兼命の石碑が祀られています。

一度コルに下り東峰に登り返します。赤い鳥居の脇には千本鳥居のようなたくさんの鳥居が建っていました。

天狗山の分岐
右手は天狗岳の西峰
木立に覆われた西峰に山頂標識
思兼命の石碑
鞍部から登り返す東峰に赤い鳥居
大きな岩の脇を登り

大きな岩の側を登ると東峰の山頂です。岩の上にはたくさんの石碑や石仏が祀られています。

「第一王子大歳神、第二王子大将軍、第三王子大陰神、第四王子歳刑神、第五王子歳破神、第六王子歳殺神、第七王子黄幡神、第八王子豹尾神」と刻まれた石碑は祇園大明神の眷属である八人の王子とか、この山頂には牛頭天王信仰の匂いが残っているようです。京都祇園の八坂神社や全国の八王子神社、八王子権現は牛頭天王信仰の神社と言います。

東峰の山頂標識
視界の効かない山頂に石碑や石仏
八王子は牛頭天王信仰の石碑
岩の先は視界が開け

山頂の先には天狗岩があると言いますが見付けられません。目の前が切れ落ちた岩の先には前橋などの街並み、その先には御荷鉾山や赤久縄山など奥武蔵の山々が連なっているようですが何処がどの山かを見付けるのは難しいものでした。

 

 

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