坂尻バス停8:30~リッチランド8:55~半原越え9:35/45~経ヶ岳10:10/20~315m付近11:00/15~田代半僧坊11:50/55~三増分岐12:35~三増合戦の碑13:00/15~志田峠13:55/14:00~朝日寺14:05/20~韮尾根14:40/50~半原バス停15:15
神奈川の関東ふれあいのみち17コースの最後は北条武田合戦の道です。坂尻から経ヶ岳を超え韮尾根へと続くコースは歩程17km、韮尾根からのバスは本数が少ないため半原まで歩くと18kmほどになる長いコースです。
丹沢東辺のみちの登山口にもなっていた坂尻のバス停からは半原越えを目指すことにします。明るい日を浴びる林道歩きですが気温はかなり低くなっています。道端の草木が冬の眠りから目覚めるにはまだしばらく時間がかかるでしょう。
リッチランドから車両通行止めとなっている林道を登って行きます。台風の被害なのか斜面が崩壊しているところもありました。
たどり着いた半原越えからは暗い杉林の登りです。休日と言うこともあり半僧坊側から経ヶ岳を経て仏果山へと縦走する人が下ってきます。
山頂直下は固定ロープと階段が続く急坂です。喘ぎながら登った稜線には大きな経石、弘法大師が経文を収めたとされるところです。
広く開けた山頂からは雪が残る蛭ヶ岳、大山三峰山の稜線の先には電波塔を頭に乗せた大山の頂がそびえていました。
山頂からは半僧坊方面に下ることにします。華厳岳、荻野高取山への道を右に分け雑木林の尾根道を下って行きます。半僧坊方面からは思いのほか多くのグループが山頂を目指していました。
林道を横切ると照葉樹の雑木林です。大きな桜の木の下のベンチからは都心の展望が開けます。明るい空に溶け込むようにスカイツリーの尖塔も見えていました。