大入道とミツモチ山~アカヤシオを探しに~ 


標高
大入道1,402.4m
山域
那須・塩原
登山日
2019年5月10日(金)、晴れ
歩程
行動時間 5:30、歩行時間 4:15
歩行距離
大入道 4.1km、
ミツモチ山4.0km
標高差
大入道 275m、
ミツモチ山 72m
累積標高差
大入道 +383m、-383m、
ミツモチ山 +194m、-194m
登山口
小間々駐車場mapon
交通機関
 東北道矢板ICから25km
登山コース
小間々駐車場~大入道~小間々駐車場=(車で移動)=八方ヶ原大間々台駐車場~ミツモチ山分岐~八方ヶ原大間々台駐車場
コースmap
大入道とミツモチ山

 

 コースタイム


小間々駐車場10:40~小間々の女王10:50~1190m付近11:25/30~1300m付近11:55/12:00~大入道12:15/55~1130m付近13:35/45~小間々駐車場14:05=(車で移動)=八方ヶ原大間々台14:15/25~アカヤシオ群生地15:20/35~八方ヶ原大間々台16:30

 

 小間々駐車場~小間々の女王~大入道~小間々駐車場


八方ヶ原は高原山の山麓に広がるなだらかな高原でミツバツツジやレンゲツツジの咲くところとして知られています。大入道から八海山神社、釋迦ヶ岳へと続くコースはツツジの花を眺めながらたどるハイキングコースとしてこの時期多くのハイカーが訪れるところです。

たどり着いた小間々の駐車場は閑散としていました。5月の末にはヤマツツジが咲くのでしょうがまだ蕾さえも膨らんでいません。真っ赤な花を付ける小間々の女王もまだ硬い蕾のままでした。

小間々の駐車場
まだツツジの蕾は硬いまま
小間々の女王もまだ硬い蕾です
小さな沢に下って行きます

大入道へは小さな沢を2つ渉ることになります。枯れた沢への下りは思いのほかの急坂で小さなアルミの梯子もかかっていました。

沢へと下る急な坂
岩っぽいところもあります
枯れた沢を渡ります
小さな枝沢に沿って登る登山道

小さな枝沢に沿って登って行く登山道はやがてシラカバの木が目立つようになります。しかし若葉の時期にはまだしばらくの時間がかかりそうです。

急な登りにジグザグを繰り返すと大入道の山頂にたどり着きました。三角点が置かれた山頂は縦走路の途中と言ったところで展望は期待できません。それでも梢の先には釋迦ヶ岳、それから続く稜線は明神岳、前黒山が小さな頭を持ち上げています。ここはハンターマウンテンのスキー場の裏側になるようです。

芽ぶきが始まらない白樺林の登り
大入道の山頂
山頂には3等三角点
また芽ぶきが始まらない山頂

鶏頂山、釋迦ヶ岳などからなる高原山は、10万年前まで活動をしていた火山です。明神ヶ岳や前黒岳を中央火口丘とし鶏頂山や釋迦ヶ岳、剣ヶ峰、大入道はその外輪山であったと言います。前黒山の北側にある富士山は6500年前に発生した割れ目噴火で形成された溶岩ドームで噴気活動がまだ続いているところもあると言います。

山頂の先はシロヤシオの群生地、しかし梢の先には蕾さえも膨らんでいません。天気が不安定であったゴールデンウィーク前後にこの周辺は積雪があったのでしょう。桜の開花が早かった今年も、そののち寒い日が続いたことから山の季節は少し遅れ気味のようです。山の天気と花の時期はなかなか難しいもの、ピンポイントで花の山に訪れるのはなかなか大変と言うことでしょう。

釋迦ヶ岳へと向かう道も硬い蕾の中
小間々の駐車場へ戻ります

予定では剣ヶ峰から大間々台に下る予定でしたが花が咲いていないこともあり車を置いてきた小間々に下ることにしました。

山頂からは明るい雑木林の中を下って行きます。息を切らせながら登ってきた道も下りでは楽なもの、小さな流れを下ると程なく沢にたどり着きました。

小さな流れに沿って沢を下り
登り返しは思いのほか急坂
浅い沢を渡ると駐車場へはあとわずか
たどり着いた駐車場の車止め

急坂を登り返すと駐車場は目の前です。駐車場には釋迦ヶ岳方面へ足を延ばしているのかまだ数台の車が停まっていました。

 

 

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