東吾野駅9:40~尾根道分岐9:55~320m付近10:30/35~天覚山11:00/20~大高山12:55/13:40~前坂14:25~吾野駅15:05
奥武蔵の伊豆ヶ岳から子の権現、天覚山、多峯主山、天覧山へと続く低い尾根は飯能アルプスと呼ばれています。ハイキングのほかトレランのコースとしても利用され毎年5月には飯能から秩父までの37kmを走破するスーパートレイルランが実施されています。
小雨模様の不安定な天気予報でしたが天気は回復するようです。昨年の秋には天覚山から東峠までを歩きましたが、今回はその続きとして天覚山から大高山、前坂までを歩いてみることにしました。
東吾野駅近くの西武スマイルパークに車を停め天覚山へ向かうことにします。東飯能駅の踏み切りを超え東峠へと向かう山道を登って行きます。途中には天覚山を守る会が設置した朽ちかけた案内板があります。
ここからは沢沿いのコースと尾根コースが分かれています。道標に導かれ植林帯の中を登って行くとカーギルの森の案内板があります。ここは埼玉農林公社がカーギルジャパンの支援により行っている森づくりの事業のようで、植林や間伐、伐採などの作業を行っていると言います。
たどり着いた天覚山の山頂には山頂標識と三角点があります。低いながらも視界が開け惣岳山や岩茸石山など稜線の先に大岳山や御前山の頂を見付けることができます。
天覚山からは大高山へと向うことにします。平日とあって歩く人も少ない稜線にも大高山から多峯主山方面へと抜けていく人が何人か、春先のハイキングコースとしては丁度良いところのようです。
ヒノキ林の中の縦走路は小さなこぶを拾いながら単調なアップダウンを繰り返します。やがて梢の先に大高山の頂が見え隠れすると稜線への登り、標高差は100mほどですがなかなか山頂にはたどり着きません。
たどり着いた大高山の山頂には石造りの山頂標識があります。目の前は視界が開けここからも奥武蔵の低い山々を見付けることができます。
特徴のない頂が続く稜線は飯能近郊の大仁田山や小暮山などのようですがその頂を同定するのは難しいものがあります。