南平橋バス停10:00~浅間山10:45~権現山11:00/05~加茂神社11:25~名古木11:45/55~波多野城跡12:25/35~小蓑毛12:55~蓑毛バス停13:10
蓑毛は丹沢の裏参道として古くから多くの旅人が大山を目指したところです。表参道は相模、武蔵、江戸からの参詣者が利用したのに対し、裏参道は小田原や伊豆、駿河からの参詣者のほか富士講の人々が利用したと言います。昭和2年、小田急が運行されると伊勢原から表参道を利用する参詣者が多くなり蓑毛道は衰退していった言います。今回は権現山から蓑毛へと向かい日向薬師に下る弘法大師と丹沢のみち、大山参り蓑毛のみちを歩いてみることにしました。
登山口は南平橋のバス停です。ここからは弘法薬師と桜のみちと同じコースが始まります。住宅地の中を歩く道はやがて白山神社にたどり着きました。雑木林の中の境内はあまり訪れる人もないようで古いしめ縄が張られた拝殿がひっそりと建っています。
ここからは急な舗装道路を登って行きます。しばらく登ると思いのほか車の行き来が多い市道です。浅間山の駐車場へと登って行くのか数台の車が目の前を走り過ぎて行きました。
たどり着いた浅間山の小さな駐車場には数台の車が停まっています。春には桜の花を目当てにたくさんの人が訪れるところのようですが今は枯葉を踏みしめながら権現山を目指す家族連れが通り過ぎて行くところです。
急な木の階段を登って行くと唐風の展望台が建つ権現山の山頂です。低い雲が垂れこめる山頂からの展望は期待できないもののたくさんのハイカーが少し早いお弁当を広げていました。