鳳凰三山から高嶺~展望が広がる南アルプスの縦走路~ 


標高
観音岳 2840.7m、薬師岳 2780m、地蔵岳 2764m、高嶺 2779.1m
山域
南アルプス
登山日
2018年7月16日(月)-17日(火)
歩程
16日4:30、17日7:30、合計12:00
歩行距離
15.7km
標高差
1469m
累積標高差
+1886m、-1734m
登山口
夜叉神峠駐車場mapon
交通機関
 往路:夜叉神峠、 復路:広河原バス停
登山コース
夜叉神峠駐車場~夜叉神峠~杖立峠~苺平~南御室小屋(泊)~薬師岳~観音岳~アカヌケ沢ノ頭(地蔵岳)~高嶺~白鳳峠~広河原バス停
コースmap
鳳凰三山から高嶺

 

山行の記録

 (7月16日)晴れ

夜叉神峠登山口9:10~1580m付近9:40/45~夜叉神峠10:20/35~1890m付近11:00/10~2050m付近11:40/12:00~杖立峠12:25/35~2227m付近13:05/15~2400m付近13:55/14:05~苺平14:30/40~南御室小屋15:10(宿泊)
行動時間 6:00、歩行時間 4:30、歩行距離:7.5km、累積標高差:+1237m、-146m

 夜叉神峠登山口~夜叉神峠~杖立峠~苺平~南御室小屋

海の日を挟んでの連休の最終日、例年であればそろそろ梅雨明けと言う時期ですが今年はもう夏も本番です。

狭い南アルプス林道をジグザグに登って行くと夜叉神峠の駐車場です。100台ほど停まることができると言う駐車場は半分ほどの車が停まっていました。連休の真っ最中にはこの駐車場は満杯、芦安の駐車場からバスまたは乗り合いタクシーで夜叉神峠まで登って来なければならなかったようです。

登山口からは樹林帯の中の登りが始まります。気温はかなり上がっているようで歩き始めから汗が落ちてきます。

夜叉神峠の駐車場
夜叉神峠の登山口
夜叉神峠から眺める北岳と間ノ岳
夜叉神峠小屋

ジグザグを繰り返しながら高度を上げると夜叉神峠、目の前には北岳から間ノ岳、農鳥岳へと続く稜線がそびえています。

ここからはブナ林の中の登りが始まります。しばらく登るとコメツガなどの樹林帯の中の登りになります。岩っぽいところもある急な登りに汗も噴き出してきそうです。南御室小屋にテン泊したのか大きなザックを担いだ夫婦連れ、登山を始めたばかりと言う女性の2人連れも夜叉神峠を目指して下っていました。

ブナ林の中の登り
岩っぽい登りもあります
木立の間から顔を出した富士山
急な登りが続きます

たどり着いた杖立峠は暗い林の中です。ここからはシラビソの林の緩やかに下ることになります。緩やかに登り返すと山火事跡と呼ばれる明るい雑木林の登山道です。

たどり着いた杖立峠
シラビソの樹林帯
登山道に道標
古い山火事の跡

急な登りに汗を流すと苺平にたどり着きました。ここは千頭星山へと下る道が分かれるところですがあまり利用する人はいないようです。

苺平からはシラビソの林を緩やかに下って行きます。やがて東側、千頭星山の方面の視界が開けると南御室小屋は目の前です。

石ころの登りが続きます
たどり着いた苺平
シラビソの林を緩やかに下って
東側の視界が開けます

テントサイトには1人用のテントが4張りほど、今夜この小屋に宿泊するのは我々だけのようです。さっそく小屋前のベンチで自炊です。今夜のメニューはご飯を炊いてカレーと切り干し大根のサラダ。鍋で炊くご飯は水加減と火の強さがポイントとか、沸騰して3分、火を停めて10分、さらに弱火で10分ほど蒸らすと美味しいご飯が炊けるようです。

カレールーを使った野菜たっぷりのカレーです。レトルトカレーよりは美味しいようですが食材は結構重そうでした。

たどり着いた南御室小屋
小屋の前で自炊
カレーと切り干し大根サラダ
出来上がった夕食

山小屋の管理人はアルバイトなのか女性が2人だけ、小屋の消灯は7時半と言います。あまり話も盛り上がらないまま布団に潜り込むことになりました。

 (7月17日)晴れ

南御室小屋5:30~2565m付近6:00/05~2700m付近6:30/40~薬師小屋7:00~薬師岳7:15~観音岳7:50/8:20~2635m付近9:05/10~アカヌケ沢ノ頭9:40/10:10~2703m付近10:35/45~高嶺11:10/30~白鳳峠12:25/35~2220m付近13:15/25~1920m付近14:10/20~1774m付近14:40/50~林道出会い15:15~広河原バス停15:30
行動時間 10:00、歩行時間 7:30、歩行距離:8.4km、累積標高差:+679m、-1588m

 南御室小屋~砂払岳~薬師小屋~薬師岳~観音岳

朝食はサンマの缶の混ぜご飯とニョッキスープ、昨日のご飯が余ったと言うことでアルファ米は使わなかったので食材は余ってしまいました。

まずは観音岳を目指すことに、最初からシラビソの林の中の急な登りはかなり息が切れるところです。

早朝の南御室小屋
小屋にTrekking Information
シラビソの林の急な登り
大岩の先は視界が開け北岳が

 

その他のコース・山行記録
TAG:南ア
 山行記の訪問者数 今月:77件 累計:240件
 Back