尾瀬ヶ原と笠ヶ岳~ニッコウキスゲの湿原と蛇紋岩の花の山~ 


標高
尾瀬ヶ原 1,407m、笠ヶ岳 2057.5m
山域
尾瀬
登山日
2017年7月15日(土)~16日(日)
歩程
15日3:55、16日8:10、合計12:05
歩行距離
31.1km
標高差
457m
累積標高差
+1327m、-1327m
登山口
鳩待峠mapon
交通機関
 往路:鳩待峠、 復路:鳩待峠
登山コース
鳩待峠~山鼻キャンプ場~尾瀬ヶ原~山鼻キャンプ場(テン泊)~鳩待峠~オヤマ沢田代~笠ヶ岳~オヤマ沢田代~鳩待峠
コースmap
尾瀬ヶ原・笠ヶ岳

 

山行の記録

 (7月15日)晴れ時々曇り

鳩待峠12:05~山鼻キャンプ場13:05/45~牛首分岐14:25/40~ヨッピ吊り橋分岐15:25~竜宮分岐15:50/16:00~山鼻キャンプ場17:05(テント泊)
行動時間 5:00、歩行時間 3:55、歩行距離:13.8km、累積標高差:+72m、-258m

 鳩待峠~山ノ鼻~尾瀬ヶ原

山の会の仲間との山行は尾瀬ヶ原と笠ヶ岳への花の山旅です。たくさんのハイカーで賑わう尾瀬ヶ原はニッコウキスゲやワタスゲなど湿原の花が咲くところ、笠ヶ岳はタカネシオガマやホソバヒナウスユキソウなど蛇紋岩の山に咲く花に出会えるところです。

3連休の初日とあって高速道路はたくさんの車です。高尾山インターや鶴ヶ島JCTから高坂SAの間での渋滞で戸倉の駐車場にたどり着いたのは11時になりました。鳩待峠行きの乗り合いタクシーでおよそ20分、新たに造られた駐車場もまたツアーのバスなどでかなり混雑していました。

鳩待峠の駐車場
鳩待峠で昼食
鳩待峠から尾瀬ヶ原へ
木道を下って行きます

鳩待峠のベンチで昼食ののち山ノ鼻を目指して下って行きます。今日は山の会の4人用テントと我々の2人用テントの2張、ザックは16kgほどになります。下りと言いながら結構重いというのが実感です。先になり後になりながら下って行くハイカーは日帰り装備の軽いザック、かなりの高齢のグループから小さな子供を連れた家族連れ、登山を始めたばかりの若者のグループもいました。

たどり着いた山鼻のテン場はすでにカラフルなテントの花で一杯です。我々も至仏山荘にテント泊の手続きをして設営にかかりました。

山ノ鼻のテン場
ディザックで尾瀬ヶ原へ
木道はハイカーの行列
ガイドを先頭にツアー登山の団体

ディザックに雨具などを詰め込んで尾瀬ヶ原を一回りすることにします。湿原に続く木道はたくさんのハイカーで賑わっています。ガイドを先頭に歩くツアー登山の団体も多いようです。今年は雪解けが遅かったこともありまだワタスゲの花が風に揺れています。シカの食害の影響もあるのかニッコウキスゲはまだ3分咲と言ったところです。

途中の牛首分岐から東電小屋方面へ、見晴らし十字路に向かう人が多いようで東電小屋へ向かう人は多くありません。ヤマドリゼンマイが目立つ湿原は乾燥化が進んでいるのか、沼尻川に沿って広がる疎水林は高層湿原がシラカバなどの林に変化して行くところのようです。

木道が続く尾瀬ヶ原
木道の脇にはワタスゲ
ニッコウキスゲは3分咲き
湿原にかかる橋を渡る

しばらく進むとヨッピノ吊り橋です。時計はそろそる15時半、東電小屋、見晴らし十字路を回るのには少し時間が少ないようです。ここから竜宮分岐に向かい山ノ鼻に戻ることにしました。

竜宮分岐へと続く木道は修復工事の最中です。古い木道が撤去されワイヤーで束ねられています。ヘリコプターで資材の運搬を行っているのでしょうが湿原の整備にも多くの手間と費用が掛かるのでしょう。

ヨッピノ吊り橋
竜宮分岐へと続く木道
下ノ大堀川にヒオウギアヤメの群生
山鼻のキャンプ場に戻り

途中の下ノ大堀川は水芭蕉のビュースポットとして知られるところです。この時期はヒオウギアヤメが群生していました。山ノ鼻にたどり着いたのは5時過ぎ、至仏山荘のベンチで夕食です。

サンマの混ぜご飯
コンビーフ焼き
じゃがりこサラダ
チキンサラダのイカマヨ会え

メニューはサンマの混ぜご飯、ニョッキのホワイトスープ、コンビーフ焼き、じゃがりこサラダそれとチキンサラダのイカマヨ会えです。山での料理は作りすぎると後始末がたいへん、少し少なかったかと思いましたがそれなりにお腹いっぱいでした。

 

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