荒船山~上信国境にそびえる大岩壁~ 


標高
荒船山(経塚山) 1422.5m
山域
北関東・上州
登山日
2017年5月20日(土)、快晴、18℃
歩程
行動時間 5:25、歩行時間 4:25
歩行距離
10.2km
標高差
375m
累積標高差
+630m、-630m
登山口
内山峠mapon
交通機関
 内山峠
登山コース
内山峠~艫岩展望台~経塚山~艫岩展望台~内山峠
コースmap
荒船山

 

山行の記録

 コースタイム

内山峠10:20~1165m付近10:55/11:00~艫岩展望台12:00/35~経塚山13:15/20~艫岩展望台14:00/05~鋏岩14:55/15:05~内山峠15:45

 

 内山峠~艫岩展望台

山の会の山行は荒船山です。昨年、計画したときは内山峠からの登山道は通行止めになっていましたが今年からは通行できるようになっています。岩壁の側を登って行く道は崩壊することも多いようで、地形図を見ると古い登山道とはかなり変わっているようです。

たどり着いた内山峠の駐車場はすでにたくさんの車で一杯です。長野や高崎などの車のほか品川やつくばの車もあります。ここは日本200名山の山、人気の山と言うこともあり訪れる人も多いようです。

内山峠の登山口
スズタケの登山道が始まります
緩やかに雑木林の中を
幾つかアップダウンを繰り返し

内山峠の登山口からはスズダケの登山道を緩やかに登り始めます。芽吹き色の雑木林の中を登って行く道は良く踏まれた歩き易い道です。

しばらく登ると左手が切れ落ちたところが、岩壁の縁近くを登って行くこともあり危なげなところにはガードレールが設けられています。

途中には階段が整備されている
鎖を頼りに急坂を登り
木立の先に艫岩の岩壁が
左が切れる登山道にガードレール

若葉色の木立の先からは艫岩の岩壁が見え隠れしていました。登山道は小さなコブの南側を巻きながらアップダウンを繰り返します。しばらく登ると鋏岩と呼ばれる岩壁にたどり着きました。岩壁の岩窟は修験者の行場のようで小さな広場の先にふみ跡が続いているようです。

小さなコブの南側を巻き
鋏岩には修験者の祠
緩やかに雑木林の中を登って行きます
萌黄色の梢の先に岩壁

鋏岩からひと登りすると一杯水です。木橋がかけられた沢には小滝が流れ落ちています。ここからは山頂に向かっての急坂です。固定ロープや木の階段などがあるもののそれほど急な登りではありません。

一杯水の案内板
木の橋が架かる一杯水
小さな岩場を登り
木の階段もあります

やがて登山道は頂上の台地に。荒船山は四国の屋久島、九州の万年山などと同じメサと呼ばれる卓状台地で溶岩流などの台地が台形上に浸食されたものとか。700万年前の火山活動で流出した溶岩流が航空母艦のような独特の地形を形成させたと言われています。

木立の先に岩壁が
急坂を登って
固定ロープが張られた岩場
岩場を登ると雑木林の中の登山道

 

その他のコース・山行記録
TAG:西上州
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