寄大橋9:25~H22~H24成長の森道標9:35~成長の森案内板10:00~765m付近10:45/55~檜岳稜線コース分岐12:00~檜岳12:05/45~雨山13:25~雨山峠13:55/14:05~釜場平15:00/10~寄大橋16:20
数日前の丹沢山はブナの紅葉に燃えていました。今回は寄の西側に続く檜岳の稜線を歩くことにします。
登山口は寄自然休養林のある寄大橋です。ゲート前の駐車スパースにはたくさんの車が停まっていました。
紅葉の休日と言うこともあり鍋割山を目指すハイカーが多いようです。寄大橋を渡ると周遊歩道の登山口、我々はその先のH22~H24成長の森の道標から樹林帯の中を登り始めます。
ジグザグを繰り返しながら登って行く道は熟達者向けの道として丹沢登山詳細図に紹介されているいわゆるVルートです。
しばらく登ると成長の森の案内板が建っていました。成長の森は森林再生事業として赤ちゃんの誕生などに合わせ杉の植林に参加してもらう事業と言います。
ここで道を左に折れ木の階段を登って行きましたが道間違いのようです。間違って登ってくる人も多いようで鹿避けの柵の傍にはふみ跡も見えています。急な斜面をひと登りすると本来の山道に出会いました。
暗い樹林帯の中を登って行く道は753m峰を巻きながら鞍部へと登って行きます。たどり着いた鞍部からは稜線に向かっての急登が始まります。標高差は400mほど、ジグザグを切りながら登って行く道はなかなかきつい登りです。
やがて道は雑木林の支尾根を登るようになります。真っ赤に色付いたカエデや黄色いブナ、この稜線はまさに秋本番を迎えています。
尾根にたどり着くと秦野峠から登ってくる道を合わせるようになります。朽ちかけた道標には秦野峠の文字が見えています。檜岳から寄へ下るときには子の道標が目印になるのでしょうが判り難いところです。
程なく木立に覆われた檜岳の山頂にたどり着きました。ベンチの傍からは青空の下に檜洞丸の大きな山頂、その左手には道志山塊の山々が小さく頭を持ち上げていました。
縦走路からわずかに離れた広場には三角点があります。葉を落とした梢の先には鍋割山や丹沢山、不動ノ峰、蛭ヶ岳などが見えているようですが木立が邪魔をして良く判りませんでした。