南郷山・幕山~カヤトの頂から梅の里へ~ 


標高
南郷山 611.0m、幕山625m
山域
伊豆・箱根・湘南
登山日
2016年3月12(土)、晴のち時々曇り、8℃
歩程
行動時間7:05、歩行時間4:55
歩行距離
10.9km
標高差
547m
累積標高差
+764m、-813m
登山口
五郎神社mapon
交通機関
 往路:箱根登山バス鍛冶屋、 復路:東海道線湯河原駅
登山コース
五郎神社~南郷山~林道広場~幕山~幕山公園~湯河原駅
コースmap
南郷山・幕山

 

山行の記録

 コースタイム

五郎神社9:35~190m付近10:05/10~南郷山分岐11:05/15~南郷山11:35/40~林道広場12:10/13:30~幕山13:50/55~東屋14:20/35~幕山公園15:05/15~湯河原駅16:40

 五郎神社~南郷山~林道広場

山の会の新人歓迎山行は湯河原の南郷山と幕山のハイキングです。湯河原の駅前は幕山の梅まつりを目当てに訪れるハイカーでかなり混雑しています。幕山公園や鍛冶屋への臨時バスも何本か運行されているようです。

たどり着いた五郎神社の境内で準備運動をしたのち南郷山を目指すことにします。

みかんの無人販売所が店を出す舗装道路を登って行きます。冬みかんのほかポンカンや湘南ゴ~ルドといった新しい品種のみかんも並べられていました。

五郎神社で準備運動
湯河原カントリーのグリーン
明るい登山道を登って
林道にはわずかに雪が

昨日の雨で電車から見た丹沢や箱根の山は雪化粧をし気温はかなり低くなっているようです。それでもみかん畑が途切れることには体も温まり汗もかき始めてきます。

登山道は湯河原カントリーのグリーンの傍を登って行きます。ハコネザサが道を覆う登山道には春の花が蕾を膨らませています。オオイヌノフグリやミチタネツケバナ、コハコベのほかムラサキケマンも柔らかい枝先に紫色の蕾を膨らませていました。

林道から南郷山への道
雑木林登りには雪が
山頂直下は急な登り
振り返る真鶴半島

急になった登山道は白銀林道の分岐にたどり着きました。ここで道を右に、道端には昨日降った雪がわずかに積もっています。林道先の道標に導かれ山頂へと登って行く登山道が始まります。

ジグザグを切り乍ら明るい灌木の登山道を登って行きます。振り返ると濁った空の下に真鶴半島が見えていました。山頂直下の急坂を登るとカヤトに包まれた南郷山の山頂です。三角点が置かれた山頂は昼食の時間にはまだ早いようで、あまり人はいません。

南郷山の山頂
自艦水へと下る道
ハコネザサのトンネルをくぐり
杉林の中に自艦水

山頂からは自艦水に下ることにします。山頂直下の急坂を避け星ヶ山へと向かう登山道の途中からハコネザサのトンネルを下って行きます。前日の雨に濡れた登山道は滑りやすく気が抜けないところです。

たどり着いた自艦水は暗い杉林の中にあります。登山道わきの碑文によると石橋山の合戦に敗れた源頼朝が自らを映した水面を見て自害を思いとどまり源氏再興の気を強く持ち直したと書かれていました。

傍には自艦水の碑文
林道広場で昼食
大きな鍋で作るトン汁
思い思いに昼食

白銀林道を少し戻ると道端に広場があります。ここでトン汁のお昼です。手慣れているのか大きな鍋で作られたトン汁は暖かく結構な美味です。幕山へと向かうハイカーが物珍しそうに鍋を覗きながら通り過ぎて行きました。

 

その他のコース・山行記録
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