秋谷バス停8:45~長屋門10:00~藪道入口10:05/15~大タブノキ10:40/50~緑と畑の広場11:00/05~大楠山登山口11:25~大楠山11:45/12:25~113.0m三角点13:25/30~関口牧場13:50/14:10~佐島入り口14:25
三浦は半島には金沢道、三崎道、浦賀道や六浦路などの古道が開かれていました。秋谷古道や長坂古道もまた古い歴史を今に伝える道で荷駄を背負った馬が越えていた道の一つのようです。
たどり着いた秋谷バス停から住宅地の中を登って行くとジグザグに登る山道が始まります。あまり人が入っていないようで枯葉が厚く積もっています。道端には馬の文字がわずかに残った馬頭観音塚が祀られていました。
低い峠を越える明るく開ける子安の集落です。途中からは青空の下に富士山、道端には道祖神や庚申塚が祀られています。
石面が崩れかけた庚申塚の一つは猿が幣を持っているようです。青面金剛や馬頭観音が多い庚申塚としては珍しいものでしょう。
朽ちかけた長屋門を見たのち道をわずかに戻ると藪道の入り口です。
大タブノキは途中から右手の山道を登って行くことになりますが間違って湘南国際村へと下ってしまいました。少し戻り急な坂道を登り返すと大タブノキです。樹齢400年と言われる巨木は三浦半島の銘木50選にも指定されているようで周りに木道の工事が行われていました。
ここから大楠山へと続く一帯は湘南めぐりの森と呼ばれるところです。行政と民間が共同で森づくりにつながる活動を行っているとされ緑と畑の学校などの案内板などもありました。子供たちも参加するイベントなども開かれているようですがこの時期訪れる人はまばらです。
葉山国際カントリーのゴルフ場を左に見ながら舗装道路を下って行くと大楠山の登山口です。ここからは急な階段を登る道が始まります。標高差は150mほどでしょうが真っ直ぐ登る階段の道は思いのほか息が切れるところです。
やがて前田橋から登って来た道を右手から合わせると大楠山の山頂にたどり着きました。広く開けた山頂は休日とあってたくさんの人で賑わっています。山頂案内板の手前には2等三角点、休日とあって展望塔は施錠が解かれ登ることができるようです。