相馬山と水沢山~レンゲツツジの咲く高原~ 


標高
相馬山1411m、水沢山1194.4m
山域
北関東・上州
登山日
2015年6月9日(火) 曇り
歩程
歩行距離
標高差
累積標高差
登山口
相馬山:ヤセオネ峠、水沢山:森林公園駐車スペース
交通機関
 ヤセオネ峠、森林公園駐車スペース
登山コース
ヤセオネ峠~相馬山~ヤセオネ峠=森林公園駐車スペース~水沢山~森林公園駐車スペース
コースmap
相馬山・水沢山

 

山行の記録

 相馬山

ヤセオネ峠10:50~相馬山11:30/12:25~ヤセオネ峠12:45

歩行時間1:00、行動時間1:55、歩行距離2.7km、標高差240m、累積標高差+240m、-240m

ヤセオネ峠近くの駐車スペースに車を停め相馬山を目指すことにします。真っ赤な鳥居をくぐるとハルゼミの声に包まれた雑木林の道が始まります。

緩やかに登る登山道はやがて磨墨岩からの道を合わせる分岐にたどり着きまました。

ヤセオネ峠から相馬山へ
登山口に赤い鳥居
赤い鳥居からは石段の急坂
山岳信仰の石碑や石仏
山岳信仰の石碑や石仏
石段の登り

道端にはたくさんの石碑や石像が祀られ、相馬山が今なお修験道の山であることを教えてくれます。急な石段が続く登山道を登って行くと長い鉄の梯子が現れます。さらにその先にはやや短めの鉄梯子もありました。

修験道の山にありがちな仰々しい鎖が張られた岩場を登ると山頂の肩です。木立の先からは雲海の上に奥秩父や奥多摩の稜線、その上には富士山の頂も見えています。

急な鉄梯子
急な鉄梯子
鎖も張られた急坂
登山道には石碑
三笠山刀利大神の石碑
鳥居をくぐると山頂の肩
咲き残ったヤマツツジ
雲海の先には奥秩父や奥多摩の稜線

たどり着いた山頂は南側の視界が開けるところです。雨上がりの青黒い視界の先は奥秩父の稜線、甲武信ヶ岳や金峰山の頂も見えています。

山頂には黒髪山神社の社、その脇にはたくさんの石像が祀られています。祭神の大山津見神は大山祇神とも呼ばれ古事記にも登場する神です。伊奘諾尊(いざなぎのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)の間に生まれたとされ、山の神または海の神として崇拝されています。

相馬山の山頂
黒髪山神社の社
山頂にはたくさんの石像
大山津見神の石像

石像の先には廃道となった二ツ岳へと続く道があります。途中には鎖場や切れ落ちた岩場もあり死亡事故もあったところで通行止めの看板が設置されていました。

山頂で出会った人は近郷の人のようです。目の前の鳥居はかつての表参道の跡で、戦後アメリカ軍が山麓に演習場を設置したことから廃道となったとか。道は荒れているようでここも立入禁止の案内板が立っています。途中には古い石像など山岳信仰の跡が残っていると言います。

社の中には祭壇
かつての表参道
緑の稜線を下ります
下りの鉄梯子

展望を楽しんだ後、往路をたどりヤセオネ峠に下ることにします。登山道の鉄梯子は昨年の大雨による落石で壊れていたようで2週間ほど前に地元の人が修復したか。左手には仮設の巻道が見えていました。

 

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