上日川峠10:45~(0:30)~福ちゃん荘11:15/20~(0:35)~唐松尾根1868m11:55/12:00~(0:45)~大菩薩稜12:45~(0:10)~雷岩12:55/13:30~(0:45)~介山荘14:15(宿泊)
たどり着いた上新川峠はたくさんの車、貸し切りバスも数台停まっています。比較的簡単に登れることから登山を始めたばかりの若者や子供連れも目立ちます。
ロッジ長兵衛から落葉松林の中の登りが始まります。若葉色に包まれた登山道にはスミレの花が咲いていました。しばらく登ると福ちゃん荘です。すでに山頂から下って着るハイカーも多く、中には小さな子供を背負った若いお父さんもいます。目に留まったのはオスプレイのベビーキャリア、子供用の覆いも付いて気持ち良さそうです。
福ちゃん荘からは道を左に、登山道は程なくジグザグを繰り替え返しながら雑木林の中を登って行きます。やがて雷岩の喧騒が近付くを派手な帽子をかぶった団体が下ってきました。新潟三条の山の会の一行でバス3台を連ねやってきたと言ました。
たどり着いた雷岩はたくさんの人で溢れていました。我々はひとまず山頂を往復することにします。暗い樹林帯をひと登りすると大菩薩峠の山頂にたどり着きます。三角点と山頂標識が立つ山頂は展望にも恵まれないところです。
雷岩に戻って昼食です。ここからは介山荘に向かって下って行くことにします。すでに1時半を過ぎていましたがまだまだ山頂を目指すハイカーも多いようです。
途中には富士見新道の入口があります。大きな岩の先は岩場が続くところで劣化した鎖が撤去されたため通行止めになっています。
賽ノ河原を過ぎると介山荘は目の前です。時計はまだ2時を過ぎたばかり、小屋前のテーブルにお酒やつまみを広げ夕食までの間、カンパ~イです。
介山荘は数年前に改築された新しい山小屋、むしろ旅館と言ったほうが良さそうなところです。若いご主人が色々話してくれましたが2月の豪雪の時は小屋の屋根まで雪が積もったとか、例年であれば正月3日までは雪が積もらないこともあると言います。道路が封鎖されるまではスタッドレスで上日川峠まで登ることもできるようです。