高尾山駅10:20-0h40m-高尾山11:00/05-1h05m-大洞山手前12:10/25-1h10m-展望台13:15/35-0h30m-泰光寺山14:05-0h45m-草戸山14:50/15:10-1h10m-高尾山口駅16:20
大垂水峠から城山湖へと続く道は関東ふれあいの道・湖のみちに選ばれたハイキングコースです。大垂水峠のバス停から草戸山を経て高尾山口へとたどるコースが多く歩かれているようです。しかし大垂水峠のバスの便は1日3本とあまり良くないようです。今回は高尾山ケーブルを利用し冬場れの南高尾を一周してみることにしました。
高尾山はミシュランの三ツ星観光地にも選ばれ年間260万人の登山者が訪れるところです。たどり着いた高尾山口駅はたくさんのハイカーで賑わっていました。稲荷山コースや琵琶滝コースで山頂を目指す人も多いようです。
ケーブルカーの高尾山駅からは土産物屋さんが店を開く参道を緩やかに登って行きます。最近山登りを始めたばかりなのか「金時山ではとても疲れた・・」と話す若者のグループが前を歩いていました。
奉納碑やカラス天狗など石像を見ながら急な石段を登ると高尾山薬王院の本堂です。成田山新勝寺、川崎大師平間寺とともに真言宗智山派の本山として知られるお寺は山岳信仰の歴史を今に伝えるところです。境内には円小角を祀る神変堂や理源大師の石像もありました。
さらに石段を登ると極彩色の権現堂です。たくさんの彫刻に飾れらた本堂には飯縄権現の扁額が掲げられています。冬は軒先から雪が落ちるのか本堂を護るカラス天狗の像には雪囲いが施されていました。
奥ノ院の石段を越えると程なく広い山頂にたどり着きました。十三州大見晴台の石柱が建つ広場はたくさんのハイカーで賑わっています。目の前の展望台には頭に雪を被った丹沢の稜線、大室山の上には富士山も大きな稜線を広げていました。
山頂からたくさんのハイカーと一緒に城山方面へ。もみじ平の手前で道を左に分けると心地よい杉林の中の道が始まります。木立の間から大きな富士山を見付けることもできる道です。
一丁平の手前で城山への道を合わせたのち学習の道と呼ばれる杉林の道を大垂水峠へと向かいます。やがて林道に出会った道は一丁平から下ってくる道を合わせ大垂水峠へと下って行きます。
人道橋が20号線をこえる大垂水峠。ここからは杉林の中の暗い道を登って行きます。山行記などで大洞山の山頂は視界が利かないと書かれていたので日溜まりの道端で昼食にしました。しかし大洞山の山頂はベンチもある広場で、この山頂で昼食をとった方は良かったようです。