南谷山香林寺 


 寺社の種類:曹洞宗
 創建の時期:文明16年(1487年)、開山・大樹乗慶禅師
 本尊:薬師如来
 札所:-
 所在地:神奈川県小田原市板橋908
 訪問日:2023年5月5日

 

小田原市板橋にある曹洞宗の寺院です。北條氏綱の室が葬られた際に堂宇の寄進を受けたことから養珠院が開基となったと言います。海蔵寺、久野総世寺と共に曹洞宗の小田原三寺と称されています。

香林寺の山門
参道の六地蔵
参道に由緒書き
参道の石仏
参道の先に本堂
参道の無縁仏
鐘楼
本堂
弁財天堂
弁財天堂の縁起
香林寺の境内

北条氏ゆかりの寺ということで山門には三つ鱗の家紋があります。長い参道を進むと本堂、その右手には大弁財天堂がありました。

 

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

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