越畑八宮神社 


 寺社の種類:旧村社
 創建の時期:聖武天皇の時代(724-748年)
 御祭神:素戔嗚命
 本殿の形式:-
 所在地:埼玉県比企郡嵐山町越畑1445
 訪問日:2023年4月10日

 

平将門の乱鎮圧のため出陣した源経基は当地に朝敵征討、疫病消除を祈願。霊験あらたかだったことから八ヶ所に八宮社を創建しました。当社はその一社と伝えられています。江戸時代には越畑村の鎮守として祀られ、明治40年地内の諸社を合祀しています。

源経基が八宮神社を祀ったのは、越畑、広野、杉山、能増、中爪、志賀、下小川、下里の八か所で、下里に八宮神社の本社があると言います。

境内に二十二夜待ち供養塔
境内の庚申塔
参道の鳥居
越畑獅子舞の案内板
境内の記念碑
急な石段
御手水場
社務所
拝殿
神楽殿
拝殿の神額
拝殿の内部

八宮神社に奉納される越畑の獅子舞は、元禄年間(1690年頃)に伊勢国山田より伝授されたと伝えられ、雨乞いや疫病除け、豊作などの祈願に舞われてきました。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

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